自分の生まれ育ったルーツや、今まで住んでお世話になってきた場所、今住んでいる場所など、その場所毎の『土地神様』に感謝し敬うこと。この気持ちを持つだけで、運気は格段に上がっていく。

運気が上がる「土地神様」の話

その土地への感謝を忘れてしまうと、なぜか運気が上がらなかったり、物事がうまくいかなかったり、からだに不調が出てくる。そのような人は、土地神様を大切にしていない可能性がある。

 

土地神様とは、その土地毎に住む神様のこと。

どの地域に行っても、必ず神社やお寺があるだろう。大きさは関係ない。そこには、その土地を守ってきた神様がいる。そして、その土地で生まれ育った人、その土地が好きな人が生活をしている。

だからこそ、「あの土地は田舎だ」とか「あの土地は治安が悪い」などと、土地毎に格差をつけたり優劣をつけてはいけないんだ。

どの土地も魅力的で、価値があるんだよ。

運気が上がる「土地神様」の話

一時的に、本心ではないところに住まなくてはいけない時期があったとしても、その土地にいる以上は、『土地神様に住ませていただけていること』を感謝し、引っ越す場合はきちんと挨拶に行く。別の場所に移動した後も、今までお世話になっていた土地に敬意を払おう。

自分が土地神様だったら、今まで自分の土地にいた人が自分のことを悪く言っていたら、あまりいい気分はしないだろう。それと同じだ。

 

もちろん、今住んでいる場所では、頻繁でなくとも挨拶に伺ってみる。「いつも健やかに過ごさせていただき、感謝しています」「この土地にご縁があり、感謝しています」などと土地神様に感謝を伝えられた時、不思議な力に守られている感覚になる。

運気が上がる「土地神様」の話

このように土地神様を大切にしていると、自分が住んだことがない場所にも敬意を払える。

旅先で訪れた場所でも、何気なく訪れた場所でも、素敵なところをたくさん見つけられるようになるし、その土地に住む人との交流もより楽しめるんだ。

 

土地神様は、いつもあなたの行いを見ている。昔、摩訶不思議な出来事を目にしたことがある。

 

今住んでいる高級住宅街に移り住んだ一家が、今の場所へ住む前は上京してすぐに住んだ場所の話をしていたのに、今の場所へ移り住んだ途端、当時住んでいた場所すらを隠蔽するようになってしまったのだ。「初めから今の場所にしか住んだことがない」と言っているのを聞いた時、私は土地神様でもないのに、とても悲しい気持ちになったことを覚えている。

上京したての一家を迎え入れてくれた土地。その土地が、本当に住みたい場所へ住むための踏み台だったとしても、敬意を払わなくては土地神様が可哀想だ。当時の暮らしがあったからこそ、今の暮らしができているんだよ。

 

不思議だが、土地神様を大切にしなかったその一家は、なぜか満たされていないのだ。

仕事はうまく行っているように見えても、社内の人事にいつも苦労していたり、家族内が不仲だったり、夫婦なのに気を遣っていたり、子育てにとても苦労したり、なぜか体調が不良で薬に頼っているのだ。側から見たら、高級住宅地に住む裕福な一家に見えるのに。

運気が上がる「土地神様」の話

あなたの家の近くにも、検索すれば土地神様に会える場所がある。

願い事を言うために伺うだけではなく、この土地とご縁があったことに感謝を伝えてみよう。心から土地神様に感謝できた時、あなたの運気は格段に上がっている。それは、日常で起こる出来事を見れば一目瞭然だ。

 

土地神様は、この土地を守ってくれている。

今あなたが「ここ」にいられるのも、土地神様が守ってくれているからなんだよ🍀

 

 

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