宇宙の営みは、目には見えない。
けれど、日々絶え間なく我々の人生に影響している。
調子の良い時や悪い時、感情に起伏があるのは、人間に備わる生命本能によるものだけではなく、広大な宇宙がもたらす惑星ごとの距離感(角度)が、無意識に波動レベルで影響しているからなのだ。
今回のブログでは、宇宙の織りなす神秘をお伝えし、あなたに日々起こる出来事との関連性を解き明かしていきたい。
人の心がコロコロ変わるのは、月の公転周期によるもの。
「昨日は気分が下がっていたが、今日は気分が良い」ということがあるように、2日半で次の星座へと移動している月は、個人の感受性を司っている心と身体のバイオリズムだ。
新月から満月にかけて心が積極的になったり、満月から新月にかけて消極的になったりするくらい、月の満ち欠けは人の体調の変化や気分に大きく影響している。
人間の生活に影響しているのは、月の動きだけではない。
惑星のもたらす影響には、逆行というものもある。
地球が外惑星を追い越そうとする時に起こる逆行。
これは、水星と金星の公転周期が、地球よりも短いため起こっている。
水星の逆行であれば、コミュニケーションや通信に関連することが停滞したり、麻痺したりしやすい。
金星の逆行性であれば、美や愛、財の力が陰に働き、不摂生になったり浪費に繋がりやすくなる。
これらを感じた時には、水星や金星が逆行している合図。
水星であれば7日ほど、金星であれば18日ほど待てば、影響が緩和されてくる。
他にも、太陽と木星が好角度の時には、出世したり収入が増えたり、実力以上の力が発揮され結果が出やすくなる。
健康運であれば、太陽と木星との好角度で得やすく、美容やアンチエイジングは金星と木星が好角度となることで、より効果が得られやすくなる。
特におすすめの行動時期は、月、火星、金星が好角度になっている時だ。
この時には体調がすこぶる良く、気分も絶好調になっているので分かりやすい。
月の感受性と火星の行動力、金星の愛財美の力が三位一体となって幸福をもたらしてくれる。
また、火星は男性的な魅力、金星は女性的な魅力を高めてくれるので、その力が普段よりも増すことにより、人気運や恋愛運、仕事運が良い時になっている。
そのため、気分や体調が良い時には積極的に行動することが大切。
自己アピールをするにも最適だ。
ただし、この効果は月が2日半で次の星座へと移動して角度を変えてしまうため、調子がいいなと肌で感じる時の行動力が大事になってくる。
逆に、体調が不良の時は無理に人と関わらないことも宇宙の力を味方につけるコツ。
身体が重かったり、どうもやる気が出ない時は、月、火星、土星が凶角度をとっていることがある。
月の満ち欠けによる感情の変化、火星の勢いと行動力、土星の制限や制約の力が拮抗することで、気分や体調に変化が現れるのだが、これは2日半の辛抱。
もし、2日半でも変わらない時や、やることなすことうまくいかないなどの時は、冥王星と火星が凶角度を成している可能性がある。
その場合は2ヶ月ほど続くため、長い目で自分と向き合うことが大切になってくる。
恋愛運をアップさせたい人には、火星からモテ期を知る指標がある。
それは、金星と火星が好ましい角度の時。
同性とうまくいかない、ぎこちないと感じる時にはモテ期に入っているので、見逃さないように。
また、金星は約18日で次の星座に移ってしまうため、その間にどんどん行動し臆せずアピールすることがオススメだ。
如何だっただろうか。
何も考えずに生活するよりも、宇宙の力を意識するだけでより快適に生きやすくなる。
気分が優れない時や絶好調の時、どちらも目には見えないけれど、宇宙の力があなたに影響していることを知っているだけで、どんな時でも心に余裕が持てることだろう。
惑星同士の角度を調べることは占星術家でないとすぐにできないが、体調の変化や気分の変化を感じ取ることは誰にでもできる。
この感情感覚が、まさに角度を鑑定するのと同じくらいの効果を発揮しているので、生かさなくては勿体無い。
仕事運や恋愛運、健康運や美容運など、あなたが求めているものが叶うための指標は、いつでもあなたを通して宇宙が伝えてくれている。
心の声に、耳を澄ませてみよう。
あなたは導かれているのだから🍀