来談者中心療法

クライエントの想いをお聴きするだけでなく、クライエントの心の奥底にある本当の望みに向き合います。カウンセラーから一方的にアドバイスをするのではなく、クライエントが自分の力で問題を解決できる様に支える心理療法です。

クライエントの悩みや苦しみをカウンセラーと一緒に言語化していくことで、ご自身だけでは気付かなかった視点が得られることにより、自分の気持ちや状況を整理することができます。そして、問題と向き合う中で心がスッキリするカタルシス効果を得ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分で答えを導き出すことは一見遠回りに見えますが、今後もクライエントご自身で何か問題があった時にも、ここで自分と向き合い乗り越えた力が役に立つでしょう。

 

人には、理想の自己と現実の自己の不一致があります。

理想の自己とは、その人の持つ理想的な自己像。現実の自己とは、その人が持つ現実的な自己像のことです。どの人にも2つの自己があり、心理的な問題は2つの自己の乖離によって生じています。この自己の不一致と向き合うことも、クライエントの問題解決の糸口となっていきます。