福音書 願いを叶える方法 

願いを叶える引き寄せの法則に欠かせない言葉が、100年以上前から語り継がれている。

新約聖書に登場する「福音書」だ。

 

16世紀(西暦1501年から1600年)のキリスト教伝道以来、福音書も含めて聖書は様々に翻訳されてきた。

この中から、現代でも特に役立つと思う言葉を5つご紹介したい。

 

あなたの真の願いが叶いますように🍀

 

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「マタイによる福音書」第6章8節

あなた方の父なる神は、求めない先から、あなた方に必要なものはご存じなのである

 

あなたが望んでいることや叶えたいことを、神はずっと知っている。

あなたに必要なものをいくらでも持っていて、あなたが願うものを何でも手に入れられるように導いてくれている。

神は日々、あなたがもっと幸せになるための後押しをしてくれているだけでなく、あなたが本心に向き合うように様々な気づきや閃きを与えてくれている。

そして、あなたにとって大切なものに巡り合うためのご縁やタイミングを、あらゆる場面で用意してくれているのだ。

 

だから安心して、一日一日を大切に歩んでいけばいい。

神はいつでも見守ってくれているのだから。

 

 

「マルコによる福音書」第11章23節

言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう

 

言霊の力を再認識させてくれる言葉であろう。

自らの言葉に自信を持ち、信念を貫き自分を信じれば、その通りの現実を創り上げることができる。

 

人間に与えられた言語活動の力を、最大限に発揮させる必要性が問われている。

何事も、まずは自分を信じることだ。他の誰でもなく、自分が言ったことは必ず成就されるのだという決意。

そして、達成された未来を見据えた信念は、言の葉通りに成るものなのだ。

 

 

「マルコによる福音書」第11章24節

なんでも折り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい

 

願うのではなく、既に叶えられたと信じる。これは、引き寄せの法則の核となる部分である。

「ああなったらいいな」「こうなればいいな」ではなく、今この瞬間に恋焦がれていることが達成された渦中にいることを信じること。

現実世界でまだ体現されていなくとも、思考の世界ではいくらでも先に実現させることができるのだ。

 

どのような分野であっても、自分が望んでいる状況が既に叶っていたら、どのような気持ちになるだろうか。

その感覚を今から味わうことが大切だ。実現した時の波動を纏い、内側から意識を変えるからこそ、外側の現実が後から変わってゆくのだから。

 

 

「ルカによる福音書」第7章50節

あなたの信仰があなたを救ったのです

 

自分を信じるという信念も、信仰の一つだ。

自分のまだ見ぬ世界を信じるということは、自分以外にできない。そして、自分を救えるものは自分の意志による想いなのだ。

 

自分以外が何と言おうと、自分を信じる力、自分への信仰こそがあなたを救う。

自分がどこへ行きたいのか、何を成し遂げたいのか、どうありたいのか。あなたが信じていることが、あなたの信念を強固にし、まさに意図した通りの現実を引き寄せるのだ。

 

 

「ヨハネによる福音書」第3章20節21節

悪を行っている者は、みな光を憎む。そして、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。
しかし、真理を行っている者は光に来る。その人の行いの神にあってなされたことが、明らかにされるためである。

 

自然の真理や宇宙の真理を探究することは、自分の魂を磨き上げることに繋がっている。

自然や宇宙からもたらされている神秘や恵みに目を向け感謝することは、真理に向き合う貴重な時間だ。

けれど多くの人は真理に向き合わず、日々目の前のことだけに意識が向いてしまう。

それだけでなく、悪口陰口不平不満、愚痴泣き言といったものや、人生にプラスにならないものに無意識に介入し時間を費やしている。

 

自然と宇宙には、愛と調和が溢れている。

日々当たり前に呼吸ができているのは、自然の持つ叡智のお陰。地球に存在し生活ができているのは、様々な惑星や天体との調和を保ってくれている宇宙のお陰なのだ。

日が昇り朝日を浴びれることや、夕日が訪れ日が沈むことは、地球の自転と宇宙の調和によってもたらされている自然の愛そのもの。

 

真理は、至る所に存在している。

一人一人が真理を見つけて感謝し、自然と宇宙からなる広大な愛を受け取り、自らの魂を磨き上げるほどに神は喜び、光とお恵み、幸福を感じられる現象をたくさん与えてくださるのだ。

 

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ご紹介した5つの言葉は、如何だっただろうか。この言葉から、どのようなことを感じただろうか。

私の解釈と同じである必要はなく、一人一人が感じたことを自分の人生に活かし、自らのお役目を宇宙に還元していくことが大切だ。

 

この言葉がはるか昔から存在し、何百年の時を経て現代まで語り継がれていることや、今でも活かせるエッセンスをたくさん含んでいることに、私は驚きと感銘を受けた。

筆者は無宗教なのだが、日本の神のしきたりを重んじる時もあれば、キリストの言葉に心惹かれる時もある。

家に神棚を飾ったことはないが、神社仏閣にあがることで心が洗われる。教会に行ったことはないが、クリスマスを祝うのは好きだ。他の国々の神の良いところも、たくさん学ばせていただいている。

 

このように、何か一つに属している者でなくとも、心に響くものがある。それはまさに真理なのだと感じている。

性別、年齢、国籍を問わず、心に残るものは真理であり、はるか昔から語り継がれている自然と宇宙の愛。

どの生き物にも価値があり、そこに存在する意味があることや、一人一人の中に神が宿り、一人一人のお役目が発揮されるように導かれていることが伝わってくる。

 

人間にだけ与えられた創造の力と言語活動の力。

これこそが願いを現実にする源であり、神から与えられた生まれながらにして誰にでも備わっている叡智なのだろう。

 

 

どの人にも神のご加護がある。

そして、いつでもあなたの望むものを実現できるように力を授けてくれているのだから🍀

 

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