仕事でもプライベートでも、自分にとって心地良くないことや嫌なことがあった時は、ついついその出来事について考えてしまうものだ。痛い、辛い、悲しい、悔しい、ムカつくなどの感情を抱くのは普通だが、大切なのは、そこにいつまでも囚われない心。心の向け方で、気持ちは今よりずっと楽になる。
心は、コロコロ変わるものだ。波のように、押しては引いていく。小波の時もあれば、大波の時もある。例え数分の嫌な出来事でも、いつまでもそのことについて考え、気を取られてしまう人もいるだろう。ふとした時に思い出して嫌な感情をぶり返してしまうことなど、誰しも経験があるものだ。
人は、1日に6万個以上のことを思考すると言われている。全ての思考をコントロールすることはできなくても、あなたの感情を心地良い方へ意識して向けることはできる。あなたが意識を向ける方向を変えることで、少しずつでもあなたの目に留まるものや起こる出来事が、今よりもより良いものへと変化していく。
優しくて大きな器があるあなただからこそ、物事に対する感情を一旦受け止めた後は、心の向け方を意識して変えてみよう。穏やかさや安らぎ、心地良さや幸せといった、あなたが本当に感じたい感情に。
あなたは向上心があるからこそ、「心の向け方で、気持ちが楽になる」という題名に目が留まり、文章を読んでいる。あなたの人生は、これからももっと良くなっていくという予兆だ。
嫌な出来事をすぐに忘れたり目を逸らすことができなくても、自分が本当に感じたい感情に意識を向けられたら、きっと今よりも気持ちが楽になる。そして、徐々に現実があなたの望む幸せな方向へ動き出していくのだから🍀