占いは、活かし方がとても大切だ。
伝え方が千差万別だからこそ、受け手がどう捉えるかによって変わってくる。
占いで、「いついつにこうなる」と言われたとしても、あなたがそれを受け入れたくなければ、受け入れなくて良いのだ。
あなたが良いと思うものや、ワクワク高揚感に溢れるものを取り入れることがとても大切。
例えば、算命学という鑑定では、恋愛や結婚がうまくいくかどうかが一目で分かる。
人体星図という生まれ持った星の位置関係の中で、右手と左手に同じ星がある人は、同じように左右に同じ星がある人と結婚しないと、結婚が二度になると言われているからだ。
しかし、それに当てはまらなくても夫婦仲良く何年も続いている人もいれば、左右が同じ星でないのに何度も結婚をする人もいる。
また、天中殺や厄年に何かをしてはいけないとよく言われているが、その年にデビューをして大成功を遂げたスターも多い。
逆に、天中殺や厄年ではないのに、物事がうまくいかなくなる人もいるのだ。
私が昔鑑定を受けた時には、「今年は40年に一度の大運気」「この年は気をつけなさい」と言われたが、どちらも関係なかった。
それは、その鑑定士が間違っていたのではなく、本人の意志次第だったということ。
私は、40年に一度の大運気と言われた時には、生年月日、干支、血液型で相性の良い異性と出会った。好みのタイプであったのだが、結論から言うと何も起こらなかったのだ。当時は書店に売られている占いの本も合わせ読み、何月何日に何をすると良いという記載の通りに1年過ごしたのにも関わらず、何も起きなかったことを経験している。
それでは、占いが無意味かというとそうではない。
その人に生まれながらにして備わっている天性を知ることで、自分では気付かなかった良さを知ることができるからだ。
自分で認識しているものから認識していないものまで、自分だけの良さを知ることで自信がつく。
すると、どこにいても何をしていても、どんな時代であっても、自分の信念の元に進んでいけるのだ。
天性からの強みを知ると、誰にも依存せず、自らの思考を優先し望む幸せを得ることができるようになる。
まさに、自分の思考による意図によって、運勢を手繰り寄せることができるようになる。
人は、未来を知りたがる。
「何歳で結婚して、何人の子供を持つでしょう」と言われると、そんな気がするかもしれないが、結局は本人の意志次第。
「この年に結婚するといい」という年でも、「なぜか今ではない気がする」と思えば、タイミングではない。
自分が結婚したいと思ったタイミングが、一番あなたにとって幸せになれる時なのだ。
焦ることもなく、純粋に望んだものは叶うもの。
私は鑑定の際に、「いついつ、こういうことが起こる」とは依頼がなければ伝えないようにしている。
それよりも、「今意識すると良いこと」や「生まれながらにして備わっている才能」を伝えるようにしているのだ。その方が、その人の天性が呼び覚まされるから。
人生を開花させられるのは、他の誰でもなくその人自身だと実感しているからこそ、一人一人の良さを引き出すことの方に重きを置いている。
様々な鑑定手法があると思うが、一番大切なのは、あなたの望みが叶うこと。あなたが願う幸せや成功が叶うことだ。
占いに依存することではなく、あなた自身の手で望む未来を引き寄せ、あなたの意志の力で、あなたの人生を創り上げることなのだから。
占いは、あなたが幸せを掴むためのツール。
あなたの天性が呼び覚まされれば、今後出てくる新しい望みも、あなたの力で自信を持って掴んでいけるようになるのだから🍀