「ピンっと来た」「言葉が降ってきた」「ふと思いついた」このような現象に遭遇したことはないだろうか。
これらは直観や閃き、インスピレーションなどと呼ばれスピリチュアルに扱われることが多いが、実は脳の働きによって、誰にでも論理的にもたらされるものなのだ。
直観は偶然ではなく、意味があって起こっている。
ピンっと来た時、脳内の右半球では、γ(ガンマ)波が突然活発化している。
これは、神経細胞のニューロンが新しいネットワークを形成していることを意味しており、そのお陰でアイディアが浮かんだり、問題解決の糸口が見つかるのだ。
ガンマ波は瞑想や深い睡眠状態の時に発生するものだが、脳は常に動き続けているからこそ、あなたが何かを意図することでその道標となるきっかけやアイディアがあれば、すぐにでもお知らせをしてくれる。
つまり、直観を無視したり受け流したりするのは、非常に勿体無いことなのだ。
今のあなたにとって必要で大切で意味があるからこそ、脳が突然に波動を作り、あなたにメッセージを届けてくれているのだから。
脳は、睡眠中にも情報を整理している。
大脳新皮質には過去に得た情報が蓄えられてゆき、睡眠中にそれらの情報が繋がることで、新しいアイディアをもたらしている。
夢は仮説の検証とも言われており、得た情報を夢の中で実験的に体感し、結果を見ているのだ。
それだけ脳は、あなたに役立つことやあなたの為になる働きを欠かさない。
脳は、あなたにとって最適な答えや手段を常に働き導き出している。
五感や経験から基づく直感だけではなく、直感を超越した直観をももたらしてくれる素晴らしいもの。
だからこそ、「なぜか分からないけれどこう思う」という感覚や、ふと感じたことといった感覚に素直になることが大切。
それは、あなたが叶えたい未来へと一直線に繋がる道となっているのだから。
直観は、意味があるからこそ起こる。
気付くべきことややるべきこと、魂の成長に必要な何かがあるからこそ、脳もそれを察知してピンっと感覚をもたらす。
直観は、脳からのメッセージ。
それはまさに、宇宙や神といった高次元からのお導きとも言える。
なぜなら、この世に生きているものは全て、お役目があってここに存在しているから。
起こるべきタイミングで、起こるべきことが起こる。
直観は、あなたが真に望むものが叶うための道案内役。
あなたの本心が投影された、あなた自身なのだ。
その声を信じるかどうかは、あなた次第🍀