先日、初めての野球観戦に行った時のこと。
観戦に来ている大勢の人たちを見ていて気付いたことは、『みんな自分が好き』ということだ。
それを特に感じたのは、大きなスクリーンに観客が映し出された時。
カメラがいきなり観客席をリアルタイムで映し始める場面があったのだ。
人によっては推しのタオルを掲げていたり、メッセージの紙を掲げていたり。
その中でも多くの人が、カメラに向かって笑顔で手を振ったり喜んで飛び跳ねたりと、嬉しそうな表情なのだ。
自分が映し出されている場面を撮影している人もいた。
実際私も画面に映ると、なぜか「え!映ってる!!」と興奮した。
それは、大きなスクリーンに自分が映し出されたことに対して、一種の「光を浴びた感覚」になっているのかもしれない。
これは野球観戦に限らないだろう。
自分が注目される場面では、誰しも楽しさや喜びを少なからず感じている。
それだけ、どの人も「みんな自分が好き」なのだ。
普段表に出して「自分好き」と公言していない人でも、自分が注目されることや目立つこと、自分という存在が認知されることに充足感を感じている人は多いのではないだろうか。
「自分ももっと活躍したい」
「自分も願いを叶えたい」
「自分も目立ちたい」
そうった想いが、熱気に溢れ自分が大きく注目される環境下では素直に出る。
私はその姿を見た時、どの人も遠慮せず、自分をもっと表現していいのだと感じた。
どの人にも、一人一人違った良さがある。
その人にしかない魅力がある。
自分が好きなのは、良いことだ。
ナルシストなのではなく、『自分の人生にしっかり向き合っている証』なのだから。
みんな本当は、自分が好き。
それを遠慮せず恥ずかしがらず、もっと自分を出していい🍀