相手の言動が気に食わない
イラっとするなどと、相手の欠点が
目につく時はありませんか？
全ての人と仲良くすることは難しいですが、
自分の捉え方次第で今感じているモヤモヤは
軽減する可能性があります。
今回は、相手の欠点が目についた時の心の状態を
知りつつ、対処法についても書いていきたいと
思います。
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人は、自分が生まれ育った環境や感じてきたもの、
体験してきたものが違います。
各々が歩んできた人生によって自分の価値観が出来、
自分の感じる幸福度合いや怒りの沸点も違ってきます。
違うと分かっているのに
なぜ相手の欠点が目につくのでしょうか。
これは、自分の中の価値観で心のフィルターを
作っていて、そのフィルターを通して他人の話を
聞き、行動を見ているからなのです。
心のフィルターが澄んでいれば、物事を深く考え
過ぎず、楽観的に捉えることができます。
反対に、心のフィルターが曇っていると、物事を
悪く捉えがちになります。
自分で勝手に作り上げた、「〜でなければならない」
「〜であるべきだ」といった固定観念。
ここに囚われすぎると、自分が苦しくなってしまいます。
仏の悟りを開いたブッダの
「人の態度は自分の心を映した鏡だ」という言葉を
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
これも一理あります。
相手の態度を見て、自分の態度を省みる。
私は、相手は自分の鏡という考えは持ちつつ
他の見方もしています。
それは、今の自分は覚えていなくても、過去に
相手にやったことなんだなと捉えることです。
昔、相手の立場だったとき、相手を威嚇する
言い方をして相手を傷つけた。だから今、因果を
刈り取っているんだ。
この様に捉えています。
すると、何事もお互い様なんだよな。痛みが分かった
から、今の自分は相手に愛を持って接しよう。
嫌な人とは無理に関わらず、自分を大事にしようと思え、
少し気持ちが楽になるのです。
自分に苦手なことがあるように、相手にも苦手なことが
ある。自分に好きなことがあるように、相手にも好きな
ことがある。
自分が自分らしくいることを認め、許し、相手が
相手らしくいることを認め、許せばいいのです。
相手の欠点が目についたとしても、そんな自分も
許してあげる。
今縁がある人、これから出逢う人。過去に出逢った人。
全てあなたの成長に必要な人です。
そう思えたら、人生で出逢える限りある人から何かしら
学ぼうと捉えた方が、あなたの人生がより有意義になります。
相手の欠点が目についたとき、これからのあなたは
どう対応しますか？🍀
