あちらの方角は運気が良いとか、手相がどうで干支がどうだの、何型の人は良いだの悪いだのという情報だけを信じていないだろうか。
楽しみながら、好きな情報を取り入れる分には良い。
運気が良いと言われる日に合わせて物を新調したり、何か大事な行事がある時に日和を気にすることは、氣の流れを取り入れて自らを清め、運を強固にすることに繋がっているからだ。
けれど、何においても大事なのは、自分に信念があるかどうか。
どの方角に行っても、自分は価値がある。
どの街に行っても、自分は自分らしく生きる。
どの年でも、自分と自分に関わる全てに、温かさや優しさを与える。
そんなふうに、信念を持つ。
ラッキーカラーが赤と言われて、赤を身に付けても身に付けなくても、自分は価値があるんだと思うことが大切だ。
もっと、自分を大切にしよう。
自分にとって良い話なら良いが、中には人を脅かしたり怖がらせる者もいる。
人の恐怖を煽る人の言葉を信じてしまうのは、自分に信念がないからだ。
「自分はこう生きる」「こう世の中に貢献する」「こういうことを成し遂げる」と心に明かりを灯し、生きているだろうか。
未来は他人に決められるものではなく、自分で切り開くものだ。
生きていれば調子が良い時、悪い時は誰にでもある。
陽があれば陰もある。上げ下げがあるのが当たり前なのだ。
当たり前なのに、人は不安になったり自信がなくなると、自分を見失ってしまう。
厄年という言葉がある。そのようなものは、大飛躍の「やく」や大活躍の「やく」と捉えたらどうか。
考えてみてほしい。厄年と言われる時に生まれる子がいたらどうだろう。
「今年は厄年だから、来年まで生まれるのを待ちましょう」などできるわけがない。
生まれたその日から、その人の幸せな人生が始まっていく。
まさに、大飛躍ではないか。
天中殺も同じだ。どの日も、その人にとってかけがえのない意味のある日。
何があっても、自らを陰陽の中心である中庸の精神に戻し、自然や宇宙からのお恵みに気づき感謝ができる人には、いつでもどこにいても絶好調な出来事が起こるようになっているのだ。
物事をマイナスに捉えるのではなく、プラスに捉えよう。
一日の中では、太陽が昇り光を照らし、やがて沈む当たり前の真理がある。
新月や満月があることなど、いろいろな要素が入り混じった中で私たちは生きている。
地球に存在していること自体が、とても有り難く恵まれていることなのだ。
信念を持ち、自分が成し遂げたいことを思う存分成し遂げていこう。
信念があれば、どのような情報や出来事も自分にとっての糧となり、叡智や閃きを授けてくれる有難いきっかけとなるのだから🍀