未婚か既婚か、子供がいるかいないか。そのようなことだけで、その人の価値が変わるわけではない。
自分が生きたい人生を選べばいいし、自分が望んだものを体感すればいい。
表面では分かっているつもりでも、多くの人は自分の価値観を他人に強要してしまう。
共有ではない。無意識に強要しているのだ。
「まだ結婚しないのか?」「独身は楽で良いわね」「お子さんは何人?」「子供はつくらないの?」
自分に言われたことがなくても、一度は耳にしたことがある言葉ではないだろうか。
視野が狭く自分軸がないと、古い固定観念に縛られがちだ。
自分の信念による意志で人生を選んできだ人の中で、自分の人生を他人に強要する人はまずいない。
価値観の多様性を認識しており、自分軸と信念を持っているからこそ、他人も良し我も良しと寛大でいられるからだ。
しかし、惰性で生きてしまったり、周りの意見や古い習慣に流されて今を選んできた人は、本心に関係なくあたかも当たり前と思い込み選んできた道がある。だからこそ、自分と同じような道を選んでいない人を否定してしまう。
なぜなら、自分の生きたかった本当の道を選べていない自分が、他人の人生に鏡のように映るからだ。
自分が選びたいものを選べばいい。自分が生きたい人生を生きて良い。
自分が住みたい場所に住み、やりたいことをやり、結婚をしたければ結婚をし、子供を育てたいのならば育てればいい。
「こうでなければならない」という決まりもなければ、「こうであるべきだ」という法律もない。
今は令和。多様性の時代で、一人一人が自分の価値を最大限に発揮できる環境にある。
これほど大きな宇宙に存在しながら、小さなことばかりに意識を向けていては、時間が勿体無いではないか。
日々何を考え、何を成し遂げるのか。どのような言葉を発し、何を与えるのか。
信念はその人の核として、確固として存在している。
自分だからこそ生み出せる価値を世の中に還元し、自分を全うすることは、自分のお役目を果たすことに繋がっている。
結婚の有無や子供の有無は、人生の中での一つのきっかけに過ぎない。
それよりも、どのようなことに興味関心があり、何を大切にしているのか。どのような物事が好きで、何に幸せを感じるのか。その人自身の人生観を大切にしたいものだ。
いつまでも古い固定観念に縛られていては、一人一人の中にある無限の可能性と才能が狭まってしまう。
日々進化向上、変化変革をし自分を磨き続けていれば、古いものを手放すことに慣れてくる。
大切にしたいものは大切にすればいいが、考えや意見は、自らの成長と共に柔軟に変わるものである。
どんどん良い時代になっている。
どんどん豊かで便利で自由な世界になっている。
それなのに、いつまでも思考だけが停止していないだろうか。
いろんな価値観がある。いろんな生き方がある。
それを一人一人が、許容する時がきている。
自分を愛するように、相手にも愛する人生がある。
あなたがあなたであるように、相手も相手。
自分と相手が、同じである必要がない。
同じにする必要がないのだ。
一人一人に、幸せの形がある。
あなたが生きたいように生きていい。
あなたは、あなたの望む幸せを体感するために生まれてきたのだから🍀