あなたに以下のような状況が訪れた時、どう感じ、どう対処しているだろうか。
あなたが、やらなくてはいけないこと。
やりたいやりたくないに関わらず、あなたにしかできないこと。
あなた以外にやる人がいないこと。
見て見ぬふりをしてもいいけれど、やったほうがいいかなと思うこと。
ことの大小を問わずこれらの状況に遭遇したら、あなたは宝を手にするチャンスを得ている。
宝は、何かこの世的に形があるものでも、指標や指針でも、形ではない感情感覚的なものでも、環境の変化など何でも。
あなたにとって良いこと、あなたが望んでいるものだ。
仕事でもプライベートでも起こりうるこれらの状況は、あなた自身が行うべくして現れたダルマ。
ダルマとは、あなたを、あなたとしてたらしめているもの。
あなたという姿形を今ここに成し、あなただからこそ行うべきことだ。
つまり、あなたの目の前に表出した「やらなくてはいけないこと」「やった方がいいかなと思うこと」は、やりたいやりたくないに関わらず、あなた自身のダルマを行う絶好の機会なのだ。
自身のダルマをこなすほどに、あなたが本当に求めている場所や環境、状況を、宇宙があなたに創り出す。
あなたが過去にとらわれず、未来に幻想を抱きすぎず、今目の前にある今世の課題をこなしていけば、あなたを生かしている宇宙は、あなたが喜び幸せを感じるご褒美をもたらしてくれる。
しかし、取り組む時のあなたの感情感覚が、とても大切になってくる。
面倒だなと嫌々行なったり、不平不満や文句を感じながら行なったり、損得勘定をしたり、誰かがやってくれるだろうと見て見ぬふりをしたり、何かの結果を期待し執着して行うと(見返りを期待して行うと)、その課題をクリアできないのだ。
そして、また同じようなことを、何度も何度も行う状況を引き寄せる。
やりたいやりたくないに関わらず、あなたの目の前に現れたやらなくてはいけないことを、無心に精一杯行った時、そのダルマが解消されて次に導かれるようになっている。
あなたにとってそれを行うことや、その状況そのものが、あなたの魂の成長に必要だからこそ、あなたの身に起こっているのだ。
普段からあなたの感覚で、心ウキウキワクワクするものを選んでいくのは良いこと。それは、あなたの直観による導きだから。
それに、嫌だな、やりたくないなと思うものを避ける気持ちも分かるし、選択肢があったり自由に選べる時なら、存分に自分が心惹かれるものを選んでいい。
それらを考慮した上で、やらなくてはいけないこと、どうしても避けられないことが出てきたら、それはあなたのダルマ。
今世の履修課題と言われるカルマも含め、あなた自身のダルマだ。
今のこの状況を、あなたはどう対応するのかを見られているのだ。宇宙に。
避けても逃げても自身のダルマならば、いつかはやらなくてはいけない。
ならば、一つひとつ目の前の出来事を大事に、丁寧にこなした方が、あなたにとっていい。
あなたを創造した宇宙は、あなたをあなた以上にご存知なのだから、自分に与えられた課題を淡々と熱心に、できればその状況すらも楽しみながら前向きにこなすことで、あなたが望んでいる宝もちゃんと受け取れる。
気づいたら受け取っていることもあるだろう。
あなたへの幸を、宇宙が忘れるはずがない。
自身のダルマを行うことは、宇宙への奉仕。あなたを創造した存在に奉仕をすれば、あなたも受け取れる。
宇宙の崇高な導きが、いつでもあなたの目の前にある。
あなたに受け取ってもらうのを、待っているのだから🍀