クラシック音楽を聴いていて、改めて思ったことがある。
それは、この世に存在するあらゆる物事の縁起の深さと、当たり前のことなど何もないのだということ。
クラシックを奏でるお役目に与った人がいる。
それが楽譜という形になり、時代を超え国を超え演奏されてきた。
そして今、私の目の前にあるタブレット端末と音楽を味わえる媒体を通して、音を堪能している。
音が聞える聴力があることも、奇跡だ。
そうやって縁と奇跡の繋がりである縁起を感じていると、当たり前のことなど何もないと分かる。
クラシック音楽に限らず、なんでも同じだろう。
あらゆる恵みが重なって今がある。
無駄なことはひとつもなく、繋がるべきものが繋がるべきタイミングで繋がっていく。
それが、縁起。
物事の一瞬ごとに背景があり、携わった人がいて、意味を成していく有り難さ。
この奇跡の価値ある瞬間を、どんな時でも見つけて感謝し、自分も自分だからこそできるお役目を果たしていきたい。
そんなことをふと思った。
あなたは今日、どんな縁起に出逢うだろう。
何気なく通り過ぎてしまう瞬間にこそ、あなたにとっての大切な気づきがあるのだから🍀