「熊のせいで客足が減った」

 

飲食店を営んでいると、環境や状況が直に

影響するのだろう。

 

そのような言葉が出るほど大変なのはお辛い

だろうし、確かに悩ましいことかもしれない。

 

けれど、熊が人間の住むところにまで

出没しなくてはならない状況にして

しまったのは、そもそも人間なのである。

 

人間が私利私欲で森林をどんどん伐採し、

建物を建て墓地を建て、ゴルフ場を建てと

 

人間にとって必要だと思い込んでいるものや

社会的に見て意義があると思われているものを

 

他の生命体との調和を乱してまで作り続け

不要になれば壊し、また作りと

 

自然のリズムを壊しすぎている証拠なのだ。

 

熊がリラックスして暮らせる場所を奪い

 

熊が普段食べていたであろう動植物が

住んでいた環境を奪い

 

人間だけが快適であればいいという

意識でいるから、

 

熊も仕方なく餌や住処を求めて

人間界に来るしかなくなっているだけ。

 

熊の立場からすれば、自分たちのように

四足歩行ではなく二足で動き回り、

 

愛のある言葉よりも不必要な言葉ばかりを

発する生命体がうじゃうじゃしている場所に

など来たくないはずだ。

 

熊は、熊にとっての快適な生き方がある。

 

それを人間のエゴばかりで奪ってはダメだ。

 

 

インフラを整えるために森林を

伐採することもあるのだろうが、

 

人間主体でそれを何世紀もしてきて、

今、人間界に他の生命体が来るしか

なくなっているのだから

 

そろそろ見方を変えなければ

ならないのではないだろうか。

 

 

万物が、それぞれにとって心地よく

豊かで幸せであれるように、

互いに計らっていく必要がある。

 

人間は、動物的本能を優勢にしてばかり

いないで、善性要素を優勢にし、万物が

調和した世界を創造していかなくては

人間として生まれた意味がないではないか。

 

動物的本能を司る大脳辺縁系だけでなく、

人間を人間たらしめる大脳新皮質を持って

いるのだから、活かさなくては。

 

 

起こるすべての現象には意味がある。

 

熊が飲食店の経営に影響するほど

出没するようになったのには、

根本的な原因があるのだ。

 

普段から熊と一緒に暮らすことは難しくても、

それぞれにとって心地よく暮らせる道はある。

 

この地球という場所で

共存することはできる。

 

人間が、それを奪っているだけなのだから。

 

 

人間は食物連鎖の頂点にいるように見えて、

何でも研究し開発する賢い種族に見えて、

一番宇宙の調和から切り離されている。

 

人間をも生かしている宇宙は、

 

力ではなく調和によって動いていることを

忘れずにいたいもの。

 

 

目には見えないけれど確かに存在する崇高な

流れと同調できる人が一人でも増えたなら、

 

神聖な流れと自分も一体であることを

思い出す人が一人でも増えたなら、

 

地球はもっと万物にとって心地よく、

それぞれが裕福で幸せで、豊かで愛ある

場所になっていくことだろう。

 

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