
ふとしたことがきっかけで、急に昔の一面が脳裏に蘇ることがある。
年代や場所、状況の如何は問わず、そこでの会話や感情が思い出されるのだ。
幸せな気分に浸る時もあれば、ギュッと心が締め詰められる時もある。
どのような思い出であれ、私は思い出すたびに感謝をしながら手放している。
そこに執着せず、次に進むためだ。
良い思い出であれば、そう感じるに至ったすべての経緯を有り難く感じ、「これからも皆んなが幸せであれますように」と願う。
あまり良い思い出でなくても、魂の成長のために出会ってくれた有難いご縁なのだと思い出し、起きた出来事を通して感知したあらゆることが今の自分になれたきっかけであり、宇宙の崇高な流れの中での修行の一環なのだと俯瞰する。
たとえ、辛さや悲しさ、怒りなど、気分が下がるような感覚を思い出しても、それを隠さず抑え込まず、自分自身に寄り添うようにしている。
内なる自分に、「ずっとこの負のコードを抱えていたんだね、辛かったでしょう。もう、手放していいんだよ」と声をかけてあげることもある。
すると、ふと心が軽くなるのだ。
そして最後には、「皆に至高のことが起きますように」と言って、自分を引き留めていた重荷を手放していく。
どのような感情を感じた相手であれ、状況であれ、自分という存在も含め、宇宙の流れの中で生じた一時的な波であり、良い悪いもなく、ただ、あるがまま。
自分を創造し生かしている高次元の存在に、脳内で再生されたあらゆる感情感覚を捧げ切って今に意識を戻していると、脳内で生じた波の乱れに影響されなくなっていき、脳は次第に落ち着きを取り戻して心穏やかになっていくのが分かる。
それは、宇宙の流れと同調したからこそ。
ほんの少しの角度の違いで、自分の感情は如何様にも変わる。
忙しない脳内活動をコントロールできる唯一の鍵は、宇宙の流れに身を任せ、愛と光による宇宙意識で対応することなのではないだろうか。




