本日は、雛祭りですね。
旧暦に合わせて4月3日に雛祭りを行う地域もあるようですが、雛人形を愛でたり、ちらし寿司を召し上がりお祝いする方もいらっしゃることでしょう。
雛人形の起源は、平安時代に遡ります。
女の子が生まれると、その子の幸せやご縁を願う想いを込めて雛人形は作られてきました。
縁起物でありながら、雛人形は女の子を浄化する役目を果たしています。
女の子から厄や災いを祓い、雛人形に身代わりになってもらうことで、女の子に幸せが訪れるようになると考えられてきたのです。
はるか昔から人間は、運という目には見えないものを味方につけてきました。
日々の雑念妄念を取り払い、人生の節目節目で心を浄化させ、更なる幸せを願ってきた雛祭り。
そして、目に見えるものだけではなく、目には見えないものの力を感じ大切にしてきた証が、令和の現代でも引き継がれています。
見ているだけで美しく日本の和の伝統と歴史が伝わってくる雛人形は、お守りのようなもの。
飾っても良し、飾られているものを見るも良し、飾らなくても心を自ら浄化させるも良し。
一人一人に魂の成長があります。
雛祭りという行事の節目には、今のあなたにとって何か気づくべき大切なことが隠れているのですから🍀