相手の習慣や好きなことが、自分も同じでなくていい。
育った環境や価値観が人それぞれ違うのだから、考えが同じであるわけがない。
しかし、相手の意見に同意はしなくても、共感することはできる。
相手の気持ち、相手が感じている感情に寄り添ってあげることは、誰にでもできるもの。
共感力には、相手も自分も幸せになる力がある。
日々磨いていけば、結婚を望んでいる人ならすぐにできるし、人間関係のもつれは解消される。
あなたの波動領域が上がることで、あなたに新しい次元の環境が宇宙からもたらされることもある。
それは、あなたの望みが実現するということだ。
共感力は、日々の何気ない会話から高めていけるもの。
例えば、あなたが誰かとパンの話をしているとする。
相手が「パンを食べる時にはココアも一緒で、ココアにパンを浸して食べている」と言いながら、それが美味しくて好きなのだと、あなたにも良さを伝えてくれている場面。
この時、あなたの中でその習慣がなくても、自分はやらないと思っても、好みではないと思っても、いきなり否定してはいけない。
ディベートのように自分の意見を言い合い、どちらかの意見を通すような場面ならまだしも、普通の会話や好みの相手との会話、仕事での会話で相手の好みを否定する必要はなく、自分の好みを無理に押し付ける必要もないのだ。
相手は相手で望む選択をしているから、それを素直に褒めてあげればいい。
「美味しそうだね!」「やったことないけれど、合いそうだね!」「そんなに美味しいんだね!」と、相手が感じている好きという対象を、感情レベルで一緒に体感する。
すると相手は、自分を分かってもらえて(話を聴いてもらえて)安心するのだ。
その後で自分の意見があれば伝えてみると、相手の気分を害さずにお互いが気持ちよく会話をすることができる。
あなたの意見にも共感してくれる可能性もある。
人は誰にでも自分の意見があり、褒められたり、いいねと共感してもらえると嬉しいもの。
だから、誰と話す時でも、できるだけ相手に寄り添う思い遣りの心を忘れずに。
相手が年下だろうと年上だろうと、性別や出身地、国籍、学歴、肩書に関係なく、相手が感じている幸せに目を向ける。
自分がそれに対してどう感じていても、相手は相手で幸せを感じているのだから、その感情に共感してみる。
共感力の凄さは、一緒になって喜んだり楽しんだりしていると、自分まで幸せな気分になってくるところ。
幸せな気分でいれば、自分の内側から幸せいっぱいのオーラが放たれるから、相手にも心地よい時間を与えることができる。
あなたとの時間を、最高のものにできるのだ。
共感力は、恋愛でも仕事でもプライベートでも、どこでも使える。
寄り添う心を意識するかどうか。
出し惜しみせず、幸せの言葉をたくさんかけてみる。
自分にはない相手の意見も、楽しんでみる。
場を共に感じる精神。
共感力には、あなたに幸福が訪れるほどのエネルギーがあるのだから🍀