内なるスパンダである引きは、突然やってくる。
これは誰かに証明できるものではなく、自分の内側から起こるものだ。
私は昨晩、「明日の朝は時間があるから、上野公園まで朝散歩に行こう」と思っていた。
そして今朝出発準備をしていると、急に内なるスパンダがきたのだ。
その時によって引きの感覚は変わるのだが、今回はズシっと足が重くなり、眠気が出てきた。
そこで、誰かと散歩を約束していたわけではないので自分の感覚を優先し、午前中は休養することにしたのだ。
この内なるスパンダは、人智を超えた不可思議なもの。
私のように、行こうと思っていた方向へ行くのを止めてくれたり、他にもっと優先してやるべきことがあると教えてくれる。
神の高次元の視点からエゴの選択をうまく変更し、自分がいるべき本来の道へと戻してくれているのだ。
とはいえ、私も昔は内なるスパンダよりも、エゴを優先させていた。
「昨日決めたのだから」と、自分の内側で多少の違和感があっても、無理やり行動していたのだ。
すると、その道中や目的地で困ったことや大変なことが起きたものだ。
神はずっと前から、そう家を出る前から私にお知らせをしてくれていたということ。
その重荷を負わなくてもいいように、合図を送ってくれていたのだ。
このような感覚は、対人関係やどこかへ行った時など、いつでもどこでも使える。
なぜか嫌な感じ、なぜか雰囲気が気に入らないなど、あなたの内側からくる感覚は大抵合っているもの。
なぜなら、エゴを超越した真我であるあなたの内なる神が、あなたを導いているから。
内なるスパンダは、誰にでもある。
その力が生まれながらにして備わっている。
崇高な力があることに、気づいていないだけ。
あなたも、自分の感覚をもっと優先させていい。
他の誰かの指針やしきたりを超えた、あなたの人生にとって意味のある導きが、いつでもあなたの内側から起こっているのだから🍀