
誰にでも、苦い経験がある。
はるか昔のことであっても、自尊心が傷つきトラウマとなっていることもあるだろう。
ふとした時に思い出しては嫌な気分になったり、イライラしたり、悲しんだりする。
後悔の気持ちが湧き起こったり、空虚感や劣等感、悲壮感を、怒りや力(権力、財力、肉体的力を問わず)で隠していることすらある。
これからお伝えする嫌な記憶の対処法は、あなたの重荷を軽くする。
少しずつ続けていくことで、日々を心地よく過ごせるようになるだろう。
嫌な記憶の対処法1
記憶を書き換える
気分が下がったり苛立ちを感じた瞬間を、あなたが良いと思う結末に変えるのだ。
例えば、上司の何気ない言葉に傷つき、その状況に対して言いたいことが山ほどあるけれど、言い返さなかったことに今でもイライラしているなら、その当時起きたことを脳内で変える。
自分が相手に対して、愛情を込めて正直な気持ちを打ち明けられていたり、相手が自らの言動を謝罪してくれたり、和解したり、自分が誠実な言動をしたことで称賛されたりなど、あなたにとって気分が良くなる設定にする。
すると、今まで苛ついていた状況に対する捉え方そのものが変わっていく。
「あのようなこともあったけれど、良い学びだったな」
「あの人との出会いのお陰で成長できた」
「お互いの魂の学修のために引き合った意味のあるご縁だった、有難い」
などと、苛立っていた時の低い波動から、感謝の高い波動へと飛翔するのだ。
過去に起きたことは変えられなくても、あなたがその記憶に今でも付き纏われ、今この瞬間にも影響しているのであれば、あなたの脳から呼び起こされる記憶は幻夢に過ぎないのだと教えてあげることは、あなたを救う。
注意したいのは、相手を打ち負かしたり、叩きのめしたりなど、悪意ある設定にはしない方がいい。
これでは束の間の開放感はあっても、その潜在印象が後にあなたに影響する可能性があるばかりか、脳内は更に落ち着かなくなりあなたにとって良くないからだ。
設定の根底に“調和”を意識すると、優しさやあたたさ、思い遣り、尊重といった愛ある設定に変えられる。
仕事に限らず、家族や友人知人、恋人、どのような状況にでも応用してみると、あなたを無意識に縛り付けていた脳内記憶に伴う心的波動が緩まっていくのを実感できるようになる。
嫌な記憶の対処法2
赦し
赦しは、人によっては難しいことかもしれない。
許せないほどの悲しみ、許せないほどの怒り。
けれど、「許せない」という憤りが、あなたの元に来たがっている真の幸せを遠ざけていることがあるのだ。
どれほど外見を高価なもので着飾っても、どれほど地位名誉を得ても、何か偉大なことを成し遂げても、赦しができていないと、どこかで反動を生む。
得ても得てもまだ足りないという欠落思考、常に優劣を気にして落ち着きのない心。
それらの根底には、赦せていない何かがある。
人なのか、状況なのか、自分自身なのか。
それを赦す。
無理に赦せなくても、理解しようと寄り添うことはできる。
元々あった幸せが、何かの理由でなくなったことに対して許せない人もいるだろう。
この世は、無常。
万物の根底を支えている非実在たる根源的実在以外、永遠にあり続けるものは何一つない。
この真理に立ち返ると、過去や何かを赦して重い負の鎧を脱ぎ捨て、宇宙の流れと共に今の瞬間にいた方が、あなたは心身ともに浄化されていく。
魂の目覚めに必要なことが、毎瞬起こっている。
ただ、あるがままなのだ。
嫌な記憶の対処法3
愛
嫌な記憶の元となった相手や状況を、無理に愛する必要はない。
愛することができればもちろん良いが、それができなくても、まずはあなた自身を愛してあげるのだ。
自分に厳しいと、相手にも厳しくなる。
自分を愛せていないと、何か気に食わないことがすぐ目に留まる。
それは、内側の波が外側に反映されているだけ。
もし、自分を愛せない場合は、万物の安寧を願うといい。
あなたも含め、一切の万物は広大な宇宙をも成した愛により、いつでも調和を保って流れている。
日常に囚われていると忘れがちだが、今、空気を無意識に吸えているのは、自然界が酸素をもたらしてくれているからこそ。
あなたが意図しなくても身体は呼吸をし、消化吸収排泄を行なっている。
見返りを求めることなく、惜しみない愛を存分に与えてくれているということを思い出せば、自分を自然に愛せるようになる。
すると、以前とは違ったものの見え方になっていくだろう。
あなたは、今までも今もこれからも、大きな大きな愛で包まれている。
宇宙の流れの中で束の間生じ、今世のお役目を果たそうとしている崇高な魂。
それは、誰でも同じことなのだから。
♾️
重荷を手放し、今の瞬間に戻ろう。
あなたは変わる🍀




