この世には、陰と陽がある。
表と裏、光と影、朝と夜、男と女、プラスとマイナスのように、どちらもなくてはならないもので、お互いが均衡を保つことによってエネルギーバランスが保たれている。
もし、今のあなたに、先の見えない不安や漠然とした恐れ、自分の中で膨れ上がった妄想があるとしたら、それは幻想に過ぎない。
陰の面を強く見すぎているだけなのだ。
もちろん、感情の揺れがあることや気分の起伏があることは悪いことではない。
あらゆる面を含めてあなたであり、あなただけの唯一無二の価値なのだから。
不安を感じた時でも、「陰と陽があるもの」ということを意識しておくだけでも心が軽くなる。
今味わっている感覚は人生の中でのほんの一幕で、陽の裏側に過ぎないのだと。
何も恐れることはなく、どちらもあって良いものなのだから、むしろ楽しむくらいの方がいい。
あなたが懸念していることはほとんど現実になることはないからこそ、意識を明るく楽しく幸せなものに向け続けたいもの。
陰と陽は、2つで一つ。どちらもあっていい。
そして、そのバランスはあなたの意志によって柔軟にコントロールできる。
楽しくて絶好調の時には、陽の質に感謝しつつ、いつまでも天狗にならずに自らの意志で中庸(陰と陽の間)に戻ってみたり、自分の中で葛藤やスランプがあると思ったら、意識だけでもまずは陰から中庸に向けてみる。
そして、活力と気力が戻ってきたら陽の質を全開にし、どんどん行動していけばいいのだ。
陰は、怖いものでもなんでもない。
陽の反対側なだけ。
相反するものの均衡を保つ価値あるものだから、恐れなくていいんだよ。
大切なのは、あなたの意識がどこに向き続けているか。
意識の矛先によって、あなたに訪れる未来が変わってくる。
それは、あなたの意志に委ねられている。
いろんな面があっていい。恐れを手放せば、視界が開ける。
あなたはあなたであり、どんな時でも価値ある時間を生きているのだから🍀