私たち人間にとってどんどん快適になっていく環境が、自然界全体にとってもそうとは限らない。

真の豊かさとは、何なのだろうか。

 

人間に与えられた知恵や技術、向上心、好奇心、判断力は、素晴らしいものだ。

新天地を見つけるための道中で、今までにない発見や発明が閃いたり、新たなものに巡り合うことだってある。

その恩恵に与れる喜びや幸せは、大きい。

 

けれどもそれらは、自然界の調和があってこそ。

 

一時的に人間界の中だけでうまくいっているように見えても、自然界全体の調和が取れていなければ、どこかのタイミングで歪みが起こる。

知らぬ間に、人間のエゴによる過去の功績や偉業への執着、固定観念、しがらみ、力や攻撃的な心とそれに伴う行動が、自然界の自浄作用に拍車をかけてしまうこともある。

「これがなければならない」「これがなくては困る」というものは、実はそう思い込んでいるだけで、例え何かが頓挫しても、使用できなくなっても、長年依存していたものがなくなったとしても、本当に必要なものごとは何かしらの方法で確かに満たされ、自然と適応していくもの。

 

 

どの生命も、自然界という中にいる。

目に見えているのは表面的な部分のみで、その根幹には、命の源がある。

根本的実在によって、誰もが生かされている。

 

 

大切な宇宙の真理を感じられる、ディズニープラス配信の映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』。

真の豊かさとは何なのかが分かる、心に響く作品だ🍀

 

 

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