どの仕事にも価値がある。
特定の職業が偉いわけでも、どの肩書きが特別なわけでもない。
何をしていようと、どのような雇用形態だろうと、どの仕事にも価値がある。
正社員だろうと、パート、アルバイトだろうと、経営者だろうと、皆同じ。
この世的な物差しで有名だろうと無名だろうと、皆価値ある存在だ。
それぞれが、それぞれの人生でのお役目を、日々果たしている。
目に映るものだけで判断し感じ分けているのは、その人の心。
正社員で、月額の給与が決まっているからと手を抜いて仕事をしたら、その手を抜いた潜在印象が自分の中に刻まれ、人生のどこかで補填しなくてはならなくなる。
一生懸命目の前の仕事を淡々とこなし、世の至高善のために尽くしたら、形態がどのようなものであっても、その前向きで積極的で肯定的な潜在印象が自分の中に刻まれ、徳を積み、巡り巡って自分に戻ってくる。
相手を見る目も一緒だ。
経営者や管理職には丁寧に接し、パートやアルバイトという形態だけにとらわれて無作法に接していたら、その人は必ずどこかで反動がくる。
当然だ。
宇宙は、すべて繋がっているから。
神はいつでもどの瞬間でも、あなたを見ているのだから。
あなたがどのような職種でどのような形態であれ、相手がどのような職種でどのような形態であれ、皆価値がある。
主婦や主夫も、家事育児という立派な仕事をしている。
学生も、義務教育や仕事を見つけるための学業という仕事をしている。
赤ん坊も、自分を純粋に表現し、今を生きるという仕事をしている。
年齢、性別、国籍、肩書き、学歴、見た目に関係なく、それぞれの人生に価値がある。
そして、価値ある一人ひとりが選ぶ仕事の内容や形態は千差万別でありながらも、その行為をなす人の心が、一番神に見られている。
自分が今行うべきことを、日々精一杯淡々と取り組みつつ、相手が誰であっても尊重し思い遣る心を持てているかを見られていて、その態度がどうであれ、放ったものが巡り巡って自分に返ってくるようになっているのだ。何かしらの形で。
どの仕事にも価値がある。
心一つの置き所によって、世界は全く違って見えてくるもの。
神はいつでもどこにいても何をしていても、あなたの心と対応を見ているのだから🍀