私は、神や宇宙という概念が好きだ。
これらはスピリチュアルな領域とされ、人によっては気嫌いすることもあるかもしれない。
しかし面白いことに、私は以下のことをしたことがないのだ。
理論派思考の人ほど、案外行っていることも多いのではないだろうか。
神棚を飾ったことがない。
酉の市で熊手を購入したことがない。
お祓いをしてもらったことがない。
数珠をつけたことがない。
家を土地から購入したが、建物を建てる前に地鎮祭をしなかった。
家の構図を決める際に、あえて細かな開運方位を意識しなかった。
今思い浮かんだことを記載したが、それでも健やかに豊かに今を生きている。
常に、自分の感覚を優先させているのだ。
何か予定を入れる際や購入する時には、より運勢の流れが良い開運日に設定したりはする。
それは、私にとって心地よいから。
けれど、開運日当日になぜか身体が重かったり違和感がある時には、今はそのタイミングではないのだなと察し、その感覚をできるだけ尊重するようにしている。
あなたはどうだろうか。
自分にとっての心地よさを優先できているだろうか。
どこかの偉い人、有名な人が言ったから。
テレビや本の占いで、今日の自分の星座は〜位だったから、今日は〜な日なんだ。
代々良いと言われているから。
他の人がそうしているから。
親がそうだったから。
今までそうだったから。
この方角には物を置くなと言われたから(本当は置きたいと思っているのに)。
様々な理由で、あなたは自分の内なる感覚を抑え込んでいるかもしれない。
何かの情報が指針の一つとはいえ、あなたの中に「本当はこうしたい」という想いが既にあるのに、感じているのに、それを表に出せないでいるだけかもしれない。
あなたが縛られているものは、あなたの人生にとってほんとうに必要?
どのような情報や方法であれ、あなたが心から選んでいれば心地よさを感じる。
どれが良い悪い、正解不正解はなく、あなたにとって心地よいかがとても大切なのだ。
自分の中にある何かを抑えていると、その反動がどこかに出る。
内なる声を無視して何かに縋っても、それはエゴの奴隷なだけ。
あなたの中に、崇高な指針がある。
いつでも、どこにいても、何をしていても。
自分にとって心地よいものを選ぶということは、他の誰かによって形作られたあなたではなく、あなたがありたい本当のあなたになるということ。
それは時代とともに変わっていいし、変わるもの。
同じがよければ、ずっと同じでもいい。
柔軟に穏やかに、あなたの心の赴くままに。
その時々のあなたの感覚で、好きなように遠慮せず、内なる声に導かれ選んでいけばいい。
あなたの人生の主人公は、いつでもあなたなのだから🍀