「普通はこう」という言葉を、あなたも一度は聞いたことがあるだろう。

人によっては、普段から無意識に使用している言葉かもしれない。

 

よくよく考えてみると、普通というものは、万人に当てはまるものではないことが分かる。

その人個人の固定観念や執着、見栄であることがほとんどだ。

 

例外として、信号のように青信号では進み、赤信号では止まるといった規制や一般ルールのほか、冠婚葬祭での服装マナーといった意味での普通はある。

そういった決まり事ではなく、個人の価値観や感性、好みに、普通などない。

みんなそれぞれに個性的で、それぞれの良さがある。

 

そうは分かっていても、「普通こうだよね」と言ってしまうのが人間というもの。

何かの見えない枠を作り上げ、自分はその普通という名の内側にいると思うことで、自分の価値を正当化しようとしてしまうのだ。

 

 

普通は、誰がいつ何を見て、どう感じるかによって容易に変化するもの。

同じ条件でも、誰と一緒にいるかや何をしているか、どのような時期かによっても普通と思う対象が異なることもあるだろう。

それくらい、普通はその人固有のフィルターだと分かる。

 

 

普通という言葉に、惑わされなくていい。

あなたはあなただけの価値があり、相手には相手だけの価値がある。

良い悪いもなく、だだあるがままなのだから。

 

この考え方は、仕事や人間関係、恋愛や結婚、健康法など、あらゆる場面で応用できる。

その分野ごとに色々な指針や指標、いわゆる普通と言われるものがあったとしても、あなたはどう感じるのか。

最後は、あなたの感覚が一番大事だ。どんな時でも。

 

 

真理は、言葉を超えた先にある。

言語に惑わされずに、あなたの内なる声を聴いてみよう。

 

純真に自分と向き合うほど、普通という枠にとらわれないあなただけの真の答えが見つかるのだから🍀

 

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