大安や一粒万倍日、天赦日など、吉日と呼ばれる日がこの世には存在する。

逆に、赤口や仏滅といった日もある。

筆者はこれらを長年研究しており、実体験も通して確信したことがあるので今回はシェアしたい。

 

それは、どのような日でも価値があり、今この瞬間だけの尊い時間が流れているということ。

 

大安と赤口が重なる日もあれば、仏滅と天赦日が重なる日もある。

吉日以外にも天中殺や厄年という考え方もあるのだが、これらに意識を向け依存するほど、一人ひとりに生まれながらにして備わる感性感覚という崇高な直観力が劣ってしまうのだ。

 

よくよく考えてみると、仏滅の日に生まれる尊い命もある。

吉日に全く興味関心がない人でも、一生を豊かで幸せに全うする人もいる。

天中殺の年にプロポーズされても長年夫婦仲良く過ごす人もいれば、大安や一粒万倍日、天赦日という吉日に結婚したのに離婚する人はする。

厄年にデビューをし大ヒットする人もいれば、吉日を毎日チェックしているのに人生が振るわない人もいる。

吉日や運勢、開運方位をもくまなくチェックしているのに、あらゆる病に苦労している人もいるのだ。

 

このように、吉日といったものだけを指針にしていると、自分という唯一無二の道を他人が作った指針に依存することになってしまうのだ。

 

誰かが作った占い本を毎年購入しなくてはならなくなったり、誰かが言った今日の運勢に惑わされるようになる。

「ここに行くと運気が上がる」といった類の話も同じこと。

 

それらが悪いわけではない。

ふとした時に目にするものや耳にする言葉が、自分にとっての鍵となる場合もあるし、ここぞという時に運気の力を味方にするために吉日などを気にすることがあってもいい。

雨が降る前に傘を持ち歩くように、目には見えない指針を知り味方にするというのは、何世紀も前から行われてきたことでもある。

 

しかし、最後は吉日をも超越した「あなた」という中から降りてくる直観に勝るものはないのだ。

 

 

思い出してみてほしい。

あなたは小学生の頃、「今日は仏滅だから学校のテストを休もう」と思っただろうか?

思春期になって好きな人にデートを誘う時、「大安の日にデートを誘おう!」と計画しただろうか?

 

恐らく外の指針ではなく、内なる声に導かれていたはずなのだ。

それがうまくいこうといかまいと、結果を感じ分けているのはあなたのエゴなだけで、あなたの魂の成長にとって意味があり価値ある体験をあなたはしてきている。

あなたにとってすべての瞬間に意味があり、繋がるべくして繋がっていくようになっている。

 

自分の中にある良い感じ、悪い感じという感覚や、「なぜかこう思う」「こうした方がいい気がする」という直観は、誰かに証明したり説得したりする必要もなく、あなたがあなたを信じてあげることで力が増す。

あなたの人生を導く指針は、生まれながらにしてあなたの中にあるのだ。

 

 

もっと自分を愛し、自分という存在を信じてあげよう。

高次元の存在が、あなたをあなたとして今に創造したのだから、あなたはただあるがまま今を全うすればいい。

 

高次元の存在は、神でも宇宙でも天使でも、どのように考えていい。

言葉は違えど、本質は同じだから。

 

 

心の赴くまま進むからこそ、本当のあなたになっていく。

あなたがあなたを真に愛し信じ受け入れられるようになった時、あらゆる外の指針が幻夢だと気づき、内なる声を信頼できるようになる。

 

その頃には、あなたの人生にとって良いことや望むことは、あなたの想像を超えた形や方法で、確かに満たされていくようになっているのだから🍀

 

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