普段から、何気なく取り入れているであろう食事。
食欲を満たすためや、食べたいものを食べたい場所で食べるというステータスを意識している人もいるかもしれない。
どのような食事をいつどこで食べても、そこには尊い奇跡の積み重ねがある。
料理された食事の一つ一つは、たくさんの命による恩恵の賜物であり、魂が宿っている。
食材の一つ一つが、あなたの命となってくれている。
あなたに栄養を与えあなたにエネルギーをもたらし、あなたを作り上げる。
あなたの目の前に食材として現れるまでにも、あらゆる場所を経由しあらゆる人の想いを介して、届くべくしてあなたの元まで届けられたのだ。
他の命をいただいているわけだから、あなたは食事をする度に感謝をし、その命の分まで自分の天命を全うすることが、あなたの命となってくれた動植物への敬意に繋がっている。
食事をしてお腹を満たすことや、料理の美味しさを感じること、その場の雰囲気と共に料理を味わうことも食事の醍醐味。
ここに、物事の背景を汲み取る心を加えると、あなたの食事は格別な時間となる。
ほとんどの人は、このようなことは考えもしない。
惰性や流れの一つとして、食事を捉えている。
けれど、見方を変え意識を変えてみると、目には見えない尊い奇跡の積み重ねで食事をいただけていることに気づく。
とても有り難く、恵まれていることなのだ。
食事には、食欲を満たす以上の価値と意味がある。
食事はあなたの身体を作り上げ、心をも磨くことができる神聖な行いなのだから🍀