いきなり降り出す大雨や地震といった自然現象は、人間の考えを遥かに超えている。
100%正確に予想できるものはなく、自然界の営みによって起こるべきタイミングで起こるべきことが起こっていく。
それは、広大な宇宙が生み出す有難いお恵み。
時にその自然現象によって、感情が否定的に動くこともあるかもしれない。
けれど、意味のないことは起こらない。どんな時でも宇宙からの愛が込められていて、自分がどう反応するのかを見られているのだ。
私は大雨が降ると、「大地を潤す有難いお恵みだ」と思っている。
自宅や建物の中にいる時に雨が降ると、「守られてるな、有難い」と思ったり、「こんな急に雨が降り出した!そういえば今日は○○でお祭りだったな。外にいらっしゃる方がご安全でありますように」思っている。
雨の日の外出では、「お気に入りの傘がさせて嬉しいな♪」と雨だからこその状態を楽しんだり、「洋服が少し濡れちゃったけど、これくらいで済んで良かった」と何があっても最後は感情をプラスにしている。
地震が起これば「大地が呼吸をしている」と感じたり、雷が起こると「今日の上空はお祭りだ」などと、その時々で自然の織りなす現象を前向きに捉え、共に今を生きていることを実感している。
楽観的で変わっているように感じることだろう。
実は、昔の私はこのようなことなど考えもしなかった。
「大雨だ!やだ〜ツイてない」「こんなに降られて最悪」と不平不満を言ってしまったり、「地震だ、怖いな。また近々大きいのが来るかな」といつまでも心配していた。
その時の私は、その言霊の通り、日常でも不平不満や愚痴を言いたくなる現象に遭遇したり、望まないことが起こったり、心配になることが度々起こっていたのだ。
ある時、ふと考え方を変えてみた。
起こる自然現象のすべてに感謝をして良い面を見つけたり、一瞬気分が下がることが起こっても、いつまでもその感情に留まらず、自然界からのメッセージを肯定的に受け取るようになったのだ。
すると、日常でもどんどん良いことが起こっていった。
自分にとって嬉しく楽しく、幸せなことが日常茶飯事となり、気付けば自分が叶えたいと思っていたことが実現した環境にいる自分を体感したのだ。
これは、広大な宇宙から生み出される自然のお恵みを、何があっても最後はプラスに捉えて感謝していたからだろう。
その考え方の土台が日常の他の場面でも自然に生かされていき、前向きで積極的で肯定的な波動が、また前向きで積極的で肯定的になれる出来事を引き寄せ、幸せで有り難く、自分にとって嬉しい現象を生み出し続けるきっかけとなっていった。
自然界のお恵みに気づき、広大な宇宙からの恩恵を受け続けている私でも、まだまだ道半ば。
この命尽きるまで魂を磨き続け、宇宙の真理を探究し、感謝をしながら生きていく学びの身だ。
けれど、これだけは実体験から言える。
自然界への感謝の心は、自分にとっての望む幸せを得る過程に直結している。
清々しい晴れの日や心地よい気候では、自然と幸せを感じやすい。
そこでも自然界のお恵みをしっかり感じて感謝をするのはもちろんのこと、そうではない日にも意味があり価値があり、自然界にとって宇宙全体にとって、意味があるからこそ起こっている有難いお恵みなのだと感じた時、自分の望むように現実が変わっていく。
あなたも、自然界からのギフトを受け取ってみては如何だろうか。
あなたが気付けば気付くほど、あなたに良きことがたくさん起こるようになる。
何があってもあっという間に好転したり、なぜかうまくいったり、どこからともなく豊かさに恵まれ、あなたにとっての幸せがどんどん叶っていくのだから🍀