自分の天命を全うすると信念を持った時、あらゆる出来事が起こり、多くの決断を迫られる。
その決断も、じっくり考える間も無く、急にしなくてはならないことさえある。
選択肢の中には、楽しく幸せなものばかりではなく、手放すことによる悲しさや寂しさ、辛さ、不安などの感覚もつきまとう。
けれど、手放さなくては先に進めない。
手放す対象がどのようなもので、一時的なのか一生なのかは知る由もない。
すべてが、天命の道(タオ)そのものだからだ。
道中、自分に降りてくる言葉や感覚もあることだろう。
それは、誰かに証明しようがない。
信念があるからこそ見える。天命を全うしようと邁進しているからこそ聴こえてくるもの。
何か必要なことがあれば、しかるべき助けも確かにやってくる。
天命の道は既に、その道を進む者以上にその道をご存知だ。
安心して身を任せ、その時々で成すべきことを成せばいい。
道は一つではなく、柔軟に自分を拓けば新しい何かが見えてくる。
初めから道が明瞭に見えていることの方が少ないのだから、間違うことへの恐れを手放し、不安や葛藤すらをも道に捧げれば、勇気は自然と煥発される。
臆せず道を進むからこそ、自分の物語が作られる。
道の先で得るものは、それを得るに相応しい信念が確立されたことへのご褒美だ。
最高のタイミングだからこそ、その場所にいてそれを受け取れる。
何かを得るために、いきなり大層なことをしなくてはと力まなくても大丈夫。
最初の一歩は、ほんの些細な発見から始まる。
毎瞬の自分を純真な遊び心で楽しみつつ、道を進む心構えができた時、そこに導かれるのだから。
そんな気づきを、Disney映画 モアナと伝説の海2は教えてくれた🍀